ウォレット

もはやトラッカーではない?

 もうご存じだと思いますが、ロンベエが大好きな財布は「トラッカーウォレット」です。そして、最近作るのにハマっているのが、差し込み式のコインケースです。差し込むところがちょっと難しいんですが、金具類を一切使用していない潔さというか、大好きなコインケースです。
 そこで、この差し込み式をトラッカーにしてみたらどうだろうと。
 なぜ、これまで気づかなかったのか不思議ですが、トラッカーウォレットのフラップ部分を差し込み式にしてみました。当然、カッコよくなることは作る前から分かっていましたが、懸念点が一個ありました。
 それは、革の厚みをどうするかです。
 差し込む部分と、ベルトを付けるコインケース部分をどうするかです。通常、コインケース部分は1.2ミリを使用していますが、薄すぎないか?ベルトは2ミリは欲しいところですので、バランスがどうか。そこで、一度余っている1.5ミリの革で作ってみました
。とはいえ、外装2ミリ、インナー1.2ミリが抜群のバランスなので、これでも作ってみないことには始まらない。
 結果、バッチリでした(^^)

 全く問題なく、バランスも良く出来ました。
 インナーは、通常のトラッカーより、1枚革を少なくしたライトモデル?薄いタイプです。1箇所収納が少なくなりますが、問題なく使えます。若干、コインケース部分が開きにくくなりますが、すぐ慣れます。
 とはいえ、見た目は全くトラッカーではないですよね。トラッカー風ミドルウォレット、とでも言うのでしょうか。Ronbey式トラッカー?また、コインケースのように、全体的に曲線で作っているので、イカつい見た目ですが、ふっくら、コロンとした可愛い雰囲気になっています。シンプルなインナーで使い勝手もよく、お気に入りの財布になったことは言うまでもありません。

 今回は、この辺で。