革細工

革細工をしていて楽しい時5選

 革細工を始めて13年目になります。
 きっかけは会社の同僚の影響です。
 最初の道具は初心者セットで、始めて作ったのはキットのロングウォレットでした。
 それからハマりにハマり現在に至るわけですが、よく「どの瞬間が楽しいんですか?」と聞かれる事があります。
 型紙作成から完成まで、どの瞬間がと特定することは出来ません。ずっと楽しいからです。ですが今回、あえて「この瞬間が楽しいんですよ」というところを5個選出してみたいと思います。

⚫️型紙が出来た時
 新しく型紙を作る時は、当然何度も何度も作り直すことになります。1発でキマることは、まずありません。そうやって、革でも試作を繰り返し、やっと型紙が出来た時は、この時点である種の達成感のようなものは感じます。
 で、いざ本番で革で作ると、また新たな修正箇所が出てくることもたまにありますが・・・。
 いずれにせよ、「これでOK!」の型紙が出来た時は嬉しいですね。

⚫️綺麗に貼り合わせられた時
 裁断が終わり、貼り合わせた時にズレが無く、ピタッと貼り合わせられた時はたまりませんね。これは、裁断がきっちり出来ているということですが、ということは型紙が綺麗に出来ているということになります。
 全ては繋がっています。
 どこにも手を抜けられるところはありませんね(^^)

⚫️縫穴が綺麗に開けられた時
 自分の場合は菱切りで1個づつ開けていきますが、「同じ角度で真っ直ぐに」というのもありますが、5ミリピッチで開けていく時に最後にピッチがどうしても合わない時があります。そのズレを何目か前からコンマ何ミリづつズラして調整します。それが綺麗にキマッた時は「ッシャー!」って感じですね。
 難しいですよね、これ。。。

⚫️返縫いがキマッた時
 縫い始めと抜い終わり、貼り合わせた革との段差があるところは返ぬいで強度を上げています。この返縫いが綺麗に揃った時は嬉しいですね。
 ただ、自分の返縫いのやり方が一般的なやり方と合っているかは分かりません・・・。独学でやっているので、どうなんでしょうか(^^)他の人と違うかもしれませんね。
 だいぶん安定してできるようになっては来ていますが、なぜかうまく行かない時があるので、まだまだ修行が必要です。

⚫️刻印がキマッた時
 革を湿らせて、刻印を真っ直ぐ均等に打ち込みます。簡単なようですが、難しいです。ちょっとズレたり、均等に打ち込めない時があります。
 失敗すると、その革の刻印部分はもう使えないので、失敗したくない作業の一つです。
 毎回、緊張します。

⚫️最後に
 5個選びましたが、ほぼほぼ全工程に繋がりますね(^^)コバ磨きがキマッた時も楽しいですが、これを入れたらもう全部?
 要は、革細工を楽しんでいるといいうことですね。
 切って、貼って、縫って、仕上げるという単純な作業の繰り返しです。
 だからこそ、ごまかしが聞かない。シンプルを求めれば求めるほど、難しくなります。
 そこがまた、楽しいところです。
 これからも、精進します。

 それでは、今回はこの辺で。