遠回りすることにも、意味があると思うんです。

革細工をしていると、ここをこうしたい、ああしたいって所がいつもあります。

こうしたいイメージはあるけど、やり方は分からない。
だから、トライアンドエラーを繰り返すしかないんですよね。

例えば、縫い目。
よーく見ないと分からない、1ミリにも満たない違い。

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そこに何年もかかってます。
理想は見えているんですが、まだまだ技術が追いついていません。

でも、そんな試行錯誤が楽しいんです。

近道やショートカットはない

これは革細工に限った話ではありません。
体づくりや勉強など、自分の成長に関して「近道」や「ショートカット」はないと思っています。

もちろん、効率よく進む方法はあると思います。
今ならネットやYouTubeで調べれば、「作り方の答え」はいくらでも見つかります。
でも、使っている道具や環境も違う。
あくまで「答えらしきもの」じゃないでしょうか。

そして、それを知ることと、自分のものにすることは違うと思います。
実際にやってみて、こうじゃないか、ああじゃないかと考えて。
失敗したり、戻ったり、また進んだり。
そんな遠回りの中でしか得られないものもあると思うんです。

作品に現れるもの

ものづくりに関しては、その人が歩んできた経験や、人間性まで作品ににじみ出るような気がしています。
同じように作ったものでも、どこか空気感が違うというか。
もちろん、作品を見ただけで、その人のすべてが分かるわけではありません。

でも、何度も失敗して、考えて、試して。

そんな積み重ねが、目には見えない何かになって作品に表れるような気がするんです。
だから僕は、完成したものだけでなく、そこに辿り着くまでの過程も大切だと信じています。

楽しみながら、前に進む

理想の縫い目には、まだまだ届いていません。
これからも、できないことや分からないことは出てくると思います。
でも、それでいいんです。
考えて、試して、少しずつできるようになる。
そんな風に楽しみながら前に進んでいます。

そして、その積み重ねが、自分の作るものにも何かしら表れていて欲しい・・・(^^)

なんてことを考えていました。

それでは今回はこの辺で。